トコトコ読書雑記

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『七つの魔剣が支配する』一巻 感想

かなり評価の高いラノベです。このラノ一位でしたし。

七つの魔剣が支配する (電撃文庫)

七つの魔剣が支配する (電撃文庫)

 

で、私の評価はというと…………

★★

と、かなり辛めです。

なぜかというと、「ハリー・ポッターとの類似点が気になって仕方がない」からです!
マグル的な存在もいるし、要所要所が「あれ? ハリー・ポッターで見たような?」というような具合で、ストーリーに集中できないっ。

しかし感想を見ると「和製ハリー・ポッター」という意見はあっても、「似すぎている」という意見はほぼないです。
そう考えると、ハリー・ポッターはもう「古典扱い」になってるのかもなあ……と思いました。
ギリシャ神話やシェイクスピアみたいなものです。
古典から何かを借りたりしても、批難する人はいないのだから。

これに関しては、私のアップデートが足りないのかもしれません。
しかし、やはり類似点が気になってストーリーに入り込めないので、この本は一巻だけで止めておくことにしました。

私の中では、まだハリー・ポッターは古典ではない、ということでしょう。