『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』感想
たまには漫画の感想を。
Kindle Unlimitedに入っていたので、読んでみました。
暴露エッセイなので、評価はしないでおきます。
いやー、なんとも怖い話なのですけど。
ボーノ氏が「悪意のない無能」扱いされているのが気になります。
彼は完全に「悪意がある」と思うのです。
この本を見てもわかるのですが、コマ割りが上手くないです。真っ白のページがあったと思ったら、字だらけで飛ばす羽目になるほどのページがあったりと。
著者はまだ未熟(と作中でも言っていました)なことは、明白です。
本格的にウェブで描きだして八ヶ月だし、と……。
いわばボーノ(敬称はつけなくてもいいだろう……と思うので敬称略)は青田買いをしたのだと思います。
おそらくボーノの予想通りには「伸びなかった」のではないでしょうか。
その結果、知識がなく抵抗しない著者に対して鬱憤を晴らそうとしたのでしょう。
「打ち合わせを忘れる・手配を忘れる」というのは、社会人として……とかではなく普通におかしいレベルです。
これが普通に起こるレベルなら、とっくに解雇になっているでしょう。
おそらく「故意のミスも選んでやっている」のではないかと。
だってこのミスで損するのって会社(交通費)と著者(時間)だけですし。ボーノは別に損しない。
いちいち遠方から呼び出しておいて手配をしていない。
これは嫌がらせです。
著者はまだお人好しなのだと思います。
私には、無能と見せかけたサイコパスとしか思えませんでした。
編集長はこれを読んだだけではよくわかりませんでしたが、ボーノが私の推理通りで見た目通りの人物でないのなら、ミス(というか嫌がらせ)は基本的に隠して共有していなかったこともうなずけます。
とはいえ監督不行き届きですよね……。
しかしサイコパスは上司など目上の人には愛想が良かったりするので、判明しづらいのかもしれません。